第肆回開設準備委員会
第3回から今度は随分短い間隔で第4回の準備委員会が開催されました。
今回は校名が決定する重要な局面ですが、まずは各部会の報告から。
総務部会からは教務部会管轄の小小連携の件での報告。
2学期以降で十数回を予定していた三校合同授業が日程などを精査した結果7回程度しかできない事に。
しかしこれでは少ないのでは?という意見も出されたり、軍川小の都合だけが合わないのなら大沼小と東大沼小の2校だけで合同授業をやるという選択肢もあるのでは?などの意見も出されました。
(仲間はずれとかではなく、軍川小と東大沼小は元々年数回合流してやってきている経緯があるので、大沼小と東大沼小の都合が合うのなら2校だけででも実施した方がいいんじゃないの?〜との軍川小PTA会長のコメントでした。)
これらを踏まえて日程については再検討されるようです。
渉外部会から…というわけではありませんが閉校式関連の確認と報告。
11月23日(土)に行うことが決まり、式典は午前中に小学校三校、午後から中学校で行い、その後に大沼プリンスホテルにて「思い出を語る会」と称されるレセプションを行う、という事で確定しました。
来賓の出席を考慮し小学校3校は時間差をつけて開催する予定です。
あとは閉校記念誌の中身をどうするかという事や製作スケジュールの確認等です。
施設部会からは各校の寄贈された校門や記念碑などをどうするか?という相談。
スペースの問題を考えると大沼中学校の敷地には置けないため、各校今のまま置いておく線が濃厚だが、跡地利用者がどうなるかによっても変わってくる部分なので明確な結論は今日は出ず。
生徒指導部会は前回報告のあった細かな資料に基づいての詰め作業中との報告。
資料についてはまだ公開できる段階に無いため割愛します。
いよいよ本日のメインイベント、校名です。
決定した校名については速報でお知らせしましたが、ここでは決まるまでの経緯を記したいと思います。
前回3月1日(金)の準備委員会の際に4校の校長とPTA会長ら計8名による校名選考委員会が編成されました。各委員が87件の校名案の中から5つずつ選び、その上位のものを最終候補としましょう、という流れです。
5つずつ選んだものは教育委員会に提出され、それが集計されたものをもとに6日(水)に選考委員が集まり協議させていただきました。
そもそもこの段階でかなり票が割れており、87件→25件にしか絞られませんでした。そのため、ここでの得票数は少ししか参考にならず、結局は選考委員から名前の挙がった全てについて一つ一つ協議するような形に。
( ´・ω・)´・ω)(ω・`(・ω・` )
この校名案のここをこうしたらいいのに…などの改変意見も散見されましたが、それをしてしまうと応募者の意図したものではなくなってしまうかもしれないという事で、そこはあくまで応募された名前のままアンタッチャブルで行こうという事に。
一番考慮されたのは近隣および道内他地域の既存の学校や施設と混同される恐れがないか、という部分ですが、他にも通称で呼びやすいかどうか、響きによるイメージで揶揄されたりしないかなどという部分も考慮し絞り込み。
また、義務教育学校という単語がそもそも文字数も画数も多いため、校名を書く時の手間などを考慮しシンプルに「○○学校」や「○○学園(院)」を使用する校名に絞っていった結果、以下の4つに絞られました。
読み仮名や番号が振ってあるのは、この紙が児童生徒たちの投票に伴う掲示用だからです。(投票日は3月8日(金))
本物の選挙さながらに立会人のもと投票用紙に数字を記入し、二つ折りにして投票箱に入れるというスタイル。
記載台と投票箱は選挙管理委員会から借りてきたそうで、投票終了後はきちんと施錠をして投票箱を回収するという徹底ぶり。
統一地方選挙を来月に控えている中、関連グッズを借りるのにあまりいい顔をされなかったというのは笑い話ですが、子供たちにとっては緊張感をもって投票できるためよかったのではないでしょうか?
|´゚Д゚`)。o○
そしてその投票の結果、有効投票数112票中43票を獲得した大沼岳陽学校がトップになりました。
(次点は大沼秀峰学園の40票)
……とここまでを報告および発表するのが、校名選考委員長を仰せつかった私の役目でした。
(; ̄ー ̄)
喉がカラッカラになりましたね(笑)。でも何だかホッとしてます。
その後この事が準備委員会で諮られ、異論なしで校名は大沼岳陽学校に決定いたしました。
今後はこの校名に基づいて校歌や校章、制服のデザインなどが決まっていく事でしょう。
次回は年度が変わってからになるのでしょうか?
まずは序盤のひと山を越えたところです。